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【累計1億円3000万円以上】クラウドファンディング やり方 成功方法を徹底解説【初心者向け】

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この記事は、クラウドファンディングのサポート累計100件以上、1億3,000円以上の実績(更新中)と、行政・企業・商工会議所での講師経験を多数持つ橋本憲太郎が、初心者向けにクラウドファンディングの手順と成功法則のコツを解説した記事です。

  • クラウドファンディングやってみれば?って知り合いに言われた
  • どこから手を付けて良いかわからない
  • クラウドファンディングで失敗したくない
  • 成功率を上げたい
  • プロジェクトをサポートしてほしい

そんな方へ向けてわかりやすく解説しました。最後まで読めば、全体の流れと成功のイメージがつかめます。

とても長いのでブックマークし、いつでも読み返せるようにしておくと便利です。また、この記事はトレンドや時代に合わせて随時追記・修正します。

クラウドファンディングってなに?というかたはコチラの記事からお読みくださいませ。→クラウドファンディングとは? 

※2022年8月追記:支援を集めるための拡散方法を掘り下げました

※2020年5月3日追記:失敗方法も書きました💀

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クラウドファンディング やり方 成功方法を徹底解説【初心者向け】

成功法を伝授する前に、クラウドファンディングのタスクリストを箇条書きで置いておきますね。ざっくりこんな感じの流れです。ぶっちゃけ、やることは超多いです。

橋本憲太郎
橋本憲太郎

準備から公開まで

  • 目的を設定
  • プロジェクト概要の言語化→人に伝えられるように
  • プロジェクトにかかるお金を試算
  • メンバーを募る(一人でも可)
  • 目標金額を決める。All inAll or Nothingを決める
  • プラットフォームを選ぶ
  • ここまで揃えば橋本に相談する
  • アカウント作成
  • プロジェクトページの開設
  • プロジェクトページ個人情報入力
  • プラットフォームに載せる文章を書く
  • プロジェクトに合った写真を用意・画像を作成する
  • リターン(返礼品)を考える(タスク超重い)
  • リターンをページに反映する。必要な画像も作成する
  • 審査に出す(6割程度の完成度で一度出す)
  • 限定公開URLを用いて、「お気に入り登録」のお願いをする。
  • 初日で最低でも2割突破するように血の確約をする(言い訳せずにやる)
  • 文章をブラッシュアップする
  • 支援候補者のフィードバックを受けてリターンを追加する
  • 固まったら公開日を決め、プラットフォームに申請する(ここで法的や公序良俗などの問題をクリアにする)
  • 公開日が決まったら血の確約をしてくれた人に連絡を差し上げる
  • 事前にSNSでもクラウドファンディングをやる旨を叫んでおく

公開から終了まで

  • 公開!SNSでお知らせしたり、ブログでお知らせしたりする
  • 活動報告のページで、目標50%、100%、100人支援、など節目、節目で感謝の気持ちを言う(マメが大事)
  • 毎日のようにSNSで叫ぶ(割とウザがられないのでやりすぎくらいがちょうど良いですマジで)
  • 達成したら超絶感謝する
  • 支援者(支援候補者)への質問対応
  • 目標を大きく超えて資金を集められそうなら、第2ゴール、第3ゴールを設定
  • プロジェクトが建築系、商品作り系なら、「進捗状況」をマメに発信、ここまでできました~!で支援する人もいる

プロジェクト終了後

  • 感謝文章を投下(プロジェクト中はずっと感謝)
  • プラットフォームに振込申請(キャンプファイアは末締め、翌月末振込)
  • プロジェクトが建築系、商品作り系なら、進捗状況をマメに発信する
  • 有形物リターンの発送(発送はマジで大変なのであらかじめ人員を確保しておくとラクです)
  • 無形物リターンの発送
ジェシー
ジェシー

ちょっと大変かも…

ですよねぇ。

橋本憲太郎
橋本憲太郎

そうなんです。クラウドファンディングに慣れていると次に何をしたら良いかわかりますが、なかなか大変そう。って思うのは当然です。

事業に集中したい、製作などの進行お願いしたい………ってかたはこちらの記事をチェック

あなたのクラウドファンディングをサポートします

クラウドファンディング プロジェクト 構想から準備

まずは、広い視点で目的を考えましょう。

出鼻をくじくようですが、一旦クラウドファンディングから離れて「目的」と「やりたいこと」を考えるとうまくいきます。

橋本憲太郎
橋本憲太郎
ジェシー
ジェシー

目的は「クラウドファンディングを成功させること」ではなく、事業やプロジェクトの成功ってことですもんね。

・やりたいことを言語化する

クラウドファンディングをするには、まずやりたいことを決め、言語化しましょう。

資金を募るのは手段であり、目的ではありません。

目的は「100万円集めること!

ではなく、

例1)
目的:新製品開発のために100万円の設備投資をしたい。
手段:クラウドファンディングで設備投資費100万円を集める。

例2)
目的:新しくオープンする温泉旅館にたくさん集客したい!
手段:クラウドファンディングによって温泉旅館の宣伝と集客をしたい!

です。

クラウドファンディングでやりたいことは、目的達成のための手段のひとつにすぎない」ということです。

一旦落ち着いて、「なんでクラウドファンディングやりたいんだっけ?」と確認してみると、クラウドファンディングのプロジェクトの言語化がしやすくなります。

お悩み・目的がクラウドファンディングで使えるかどうか気になる方は、お気軽に無料相談にお申し込みください→橋本に相談する

・チームを作る

なんとなくやりたいことが決まったら、チーム作りをしましょう。

1人でプロジェクトすべてを作成するのは大変です。なので、3人〜5人集めると良い感じです。

役割(ざっくり)

  • リーダー(実行者)
  • 文章を書く
  • 写真を撮る
  • 画像を作成する
  • 動画を作る
  • SNS広告棟
  • リターンお返し

などなどです。これを1人でやるのはとっても大変なので、チームを作りましょう。役割はもちろん兼任してOKです。

※リターンが発送必要な有形(実際のモノ)の場合、恐ろしく工数がかかります。あらかじめ手伝ってくれる人を探しておきましょう。

・目標金額を決める All inAll or Nothingはどう決める?

クラウドファンディングで資金を集めるために、以下の2種類の集め方を選択できます。

  • All in→設定した目標に達成しなくても支援頂いた金額をすべて受け取れる。(手数料を除く)リターンのお返しは必須である。支援が集まらなくても実施が決まっているプロジェクトに有効。
  • All or Nothing→設定した目標金額に1円でも達成しなければ、支援金額を受け取れない。支援金額は自動で返金される。一定の支援がないと実施できないプロジェクトに有効。

例えば、目的達成のために100万円の資金が必要だとします。

資金が50万円あり、残り50万をクラウドファンディングで集められればプロジェクトを実行に移せる場合は、【50万+手数料+リターン原価+税金】を目標額に設定します。

ジェシー
ジェシー

目標金額?あればあるだけエエに決まっとるやろがい!

それはそうなんだけど、高すぎる目標はプロジェクトが盛り上がってないように見えてしまうので、危険です。150万円集まったとしても目標が1,000万円だと15%でしょ?

橋本憲太郎
橋本憲太郎

目標は高く!夢は大きく!と言いがちですが、原則として、目標は必要最低限の金額を設定しましょう。

・プラットフォームを決める&相談する

上3つがなんとなく決まったら、クラウドファンディングを実施するプラットフォームを決めてOKです。(プラットフォームに相談するのは中身をしっかり詰めた後でもOK)

プラットフォームごとに特性は違いますが、以下の点に留意して決めましょう。

  • どのジャンルのプロジェクトが多いか?(支援されやすいかどうか)
  • 手数料はいくらか
  • 決済手数料はいくらか
  • 支払いタイミングは?
  • 支援方法は選べるか?(コンビニ決済、キャリア決済など)

日本では、

などなど……。探せばもっとあるんやで。どこでやるかは、相談する人がどこと繋がっているか?ってのも大事だと感じます。ボクはCAMPFIREとMakuake、GREEN FUNDING、モーションギャラリーなどでプロジェクトの実績があります。

また、橋本はCAMPFIREの公式キュレーションパートナーでもあるので、無料のサポートからお手伝い可能ですので、お気軽に相談ください。お問い合わせや相談はこちらからどうぞ

プロジェクト作成時にやること

いよいよ、プロジェクトの中身を具体的に作成していきます。
事前にしっかり目的を考えていれば、詰まることはないです。

橋本憲太郎
橋本憲太郎

・概要をまとめる

ここではより明確に「やりたいこと」を言語化します。以下の質問に答えてみましょう!

  • 実施するとどんな未来が待っていますか?
  • プロジェクトによりどんな価値を提供できますか
  • プロジェクトを一言で説明すると?
  • なにをやりたいですか?
  • それは、なぜやりたいか?
  • 自己紹介
  • これまでなにをやってきたか?
  • 集めたお金の使い道は?

・「誰」に応援してもらうか決める【超超超重要】

概要が決まりました。

では質問です。「誰」に支援してもらいたいですか?

ジェシー
ジェシー

え?そりゃ、想いに共感してくれる「たくさんのみんな」です。

俺たちはファミリーだ!

「たくさんのみんな」ですね。OKです。

では、そのみんなは「どんな理由」で支援してくれるんですか?

橋本憲太郎
橋本憲太郎
ジェシー
ジェシー

え、、、。

と、支援してくれる「誰」をハッキリさせないと「伝え方」も「リターン」も決められません。

このあとリターンのアイディア出しの作業が始まりますが「誰」が決まってないと以下のようになります。っていうか大体のプロジェクトはこうなっています。(断言)

  • ほかのクラウドファンディングで提供しているものを並べる
  • 他のプロジェクトを参考に、自分たちが提供できそうなものをなんとなく並べる
  • 特にお買い得でも希少価値もまだないのに「支援されたらラッキー」と闇雲に高額リターンを入れる

と、鬼のように厳しいことを言いましたが「誰」が決まらないと支援されないプロジェクトが出来上がる可能性が高いことは想像できたでしょうか。

正解は誰にもわからないので、まずは仮でも良いので「誰」を決めてから次に進みましょう。

・リターンの内容を決める【超重要

クラウドファンディング リターン決める

クラウドファンディングのキモとなるリターンを決めましょう。

購入型のクラウドファンディングでは、リターンの内容で支援されるかどうかが決まりますリターン品が魅力的だと支援されやすくなり、逆に魅力が少ないと支援されにくいです。

さらに言うと、たった1人でクラウドファンディングを立ち上げ、事前に支援者を募らなかったとしても(後述します)、魅力的なリターンなら目標額を達成できます。

特にガジェット系を販売するプロジェクトでは、クラウドファンディングは予約販売の感覚で扱われることが多いです。必然的に、プロジェクトの紹介説明ページは商品紹介がメインのコンテンツとなります。

リターンの重要な考え方はコチラ

こちらは大原則です

  • 支援者が喜ぶもの・コト
  • 必ず発送できるもの
  • 送料ができるだけかからないもの(低価格帯なのにかさばるものは避ける、マグカップ、ポスター、メインじゃないのにお酒など)
  • できるだけ原価がかからないもの

もっと言うとこんな感じ

  • 複数の価格帯で展開する(500円〜10万円まで用意しましょう)
  • 遠方の方も支援できる
  • プラットフォームの手数料や送料、税金も計算して金額を決める(事業所得となります)
  • プロジェクト実施中はリターンを返せない(規約上)
  • 既製品は販売元に許可を得られればリターンにいれてOK(プラットフォームによってルールが変わります)

リターンの例

ガジェットなどプロダクト(プロジェクトのメインリターン)、クラファン達成記念イベントチケット、ホームページ作成割引券、特別動画、コミュニティ参加券、米(実家が米屋とか)、クラフトビール、お食事券、傾聴権、宿泊券、入場券など

プロジェクトを事前にしっかり拡散しよう!

・支援者をあらかじめ募る【超重要】

プロジェクトの準備と平行して、事前に支援のお願いをしましょう。そして、プロジェクト開始日が決まったら連絡し、必ず初日に支援してもらいましょう。

初日に20%以上は必ず達成しましょう。事前拡散はこのためにやると言っても過言ではありません。

知り合い、仲間だけで20%も集められないプロジェクトは、知らない人にも支援されません。よほどリターンが魅力的でない限り、知り合いにも応援してもらえないプロジェクトは失敗します。

SNSで呼びかけるだけではなく、ダイレクトメッセージで支援のお願いをしましょう。

・プレスリリースを打つ

プロジェクトを広く拡散させるには、プレスリリースが便利です。

プラットフォームによってはプレスリリース会社と提携しており、通常配信よりもオトクに配信できるケースもあります。

valuepressでのプレスリリース配信方法
プロジェクトの管理画面の「プレスリリース配信」より、CAMPFIRE提携サービス「valuepress」を活用すれば一括でプレスリリースを配信することができます。

プレスリリースを打つことにより、関連ジャンルのニュースサイトに取り上げてもらう可能性が上がります。

・SNSで拡散する

これ、重要です。

プレスリリースなど、ニュースメディアを活用するパターンも大事ですが、SNSでの投稿・拡散も超大事です。

クラウドファンディングのゴールが“資金を集めること”ではなく、“やりたいことの足がかり”であるなら、この機会にSNSアカウントを作成し、コツコツ発信力を鍛えましょう。

当方は、企業に情報発信・SNSの堅実な運用方法のアドバイザーもしているので、お気軽に相談くださいませ。

プロジェクト開始〜終了まで

・スタート!!

プロジェクトの内容に問題なければ、いよいよスタートです。

SNSやブログ、自社サイトを使ってプロジェクトが始まったことを伝えましょう。

また、事前に連絡して支援のお約束をしてくれた方に、直接メッセージしましょう。コピペは駄目よ。

・活動報告はマメに!できれば毎日〜2日に1回

プロジェクトがスタートしたら、マメに活動報告を投稿しましょう。できれば毎日。2日〜3日に一回くらい。

「なに書いていいかわからん」って方向けにネタを投下しておきますね。

  • プロジェクトページの補足。ページに入れるには冗長な内容や、詳しく言いたいことを準備しておく
  • 支援金額、〇〇円になりました!(一人でも増えたらこの話題で投稿してOK)
  • スタートして○日になりました!(冒頭分)
  • ひたすら感謝の気持ちと、気合入っているんだぜ!って言う
  • プロジェクトの進捗(お店の工事具合とか、看板が出来たよ!とか。写真付きで)
  • リターンを詳しく紹介
  • 100万円達成!500万円達成!など節目に
  • メディアで紹介されたよ!(新聞、ウェブサイト、ブログでも全然OK)
  • 実行者の人となりがわかる雑談(明るい話題のみ。愚痴はNGだぜ)

・様子を見てリターンを追加

クラウドファンディングが大きく支援されるタイミングは2回。スタート直後と、終了間際です。

なので、中だるみが発生するのは当然なのです。

クラウドファンディングの途中で魅力的なリターンを追加しましょう。

この時に注意するべきことが1つ。既に支援した人が損をしない内容にすること。(プラットフォームからも注意されます)

既存のリターンが定価の20%オフで、追加のリターンを25%オフにしたら、最初に支援してくれた人は損した気分になりますよね。

プロジェクト実行者の信頼に関わることなので、マジで気をつけてください。

・谷間の時期にプレスリリースを打つ

「50%達成」や「100%達成」、「支援人数100人突破」など、節目でプレスリリースを打つと宣伝になります。

PR TIMESはスタートアップを支援するプログラムを用意しています。
プレスリリース無料配信のスタートアップチャレンジ|PR TIMES

プロジェクト終了後

ねこ
ねこ

お疲れ様でした。プロジェクトの期間は終了ですが、まだまだやることが残っているはずです。リターンを返したり、お礼を述べたり、プラットフォームに集まったお金の請求をします。

・チームに感謝

お疲れ様でした。まだやることはありますが、一旦チームに感謝しましょう。

目標額達成→リターンを返しましょう。
目標未達成→プラットフォームに対する費用は発生しません。目標には達成しないにしろ、得るものはあったハズです。この経験は次の挑戦に活きます。

・資金を受取る手続をする

集まった金額から手数料(プラットフォーム利用料+決済手数料)を引いたものが指定の金融機関に振り込まれます。

プラットフォームによって振り込まれるタイミングは様々なので、プロダクトの生産予定が絡む場合は振り込み日をしっかりと確認しましょう。

・プロジェクトの進捗を活動報告に投稿

クラウドファンディングのプロジェクト期間が終わっても、支援した方々に報告する義務はあります。

お礼メールでお礼を言うだけではなく、「お店オープンしたぜ!」とか「新商品が無事リリースされました!」とか「報告会を無事開催しました!」など、支援者へのご報告を忘れないようにしましょう。

支援してくれた方々は「お金をくれた人」ではなく「活動を応援してくれている人」です。

支援のおかげで目的を達成できたことを忘れてはいけません。

クラウドファンディングを通じて成長できた、目的を成し遂げたことをしっかりと報告しましょう。

マメに報告をしたり、感謝を忘れないことで、次のプロジェクト開催時にも拡散したりまた支援してくれるかもしれませんよ。

・リターンを返す

プロジェクト終了後、決められた返送月にリターンをお返ししてください。

万が一遅れることがあった場合、きちんと支援者へ連絡をしましょう。

・次の夢を考える

人生の目的のために、次の手段(プロジェクト)をぼんやりと考えてみましょう。

そのプロジェクトはクラウドファンディングの形ではないかもしれないですが、ここでの経験は必ず生きると思います。

やってみよう【Just do it!!】

  • やりたいことをぼんやり考えてみよう
  • そのやりたいことができたら、どんな未来になるか想像してみよう
  • そのプロジェクトをクラウドファンディングに置き換えた時、どれくらい期間がかかるか計算してみよう

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この記事を書いた人

office Tim33代表。クラウドファンディングプロデューサー / 取材・ガジェットライター / 写真家 / 講師 / メタルドラマー
ペットボトル工場オペレーター→ライターに転職。今どちらも歴11年。
生まれも育ちも札幌で実家が沖縄の埼玉人。スペインとフィリピン、長野、広島、沖縄にルーツがあります。
CAMPFIRE公式キュレーター、とちぎファンズサポーター
趣味は格闘技観戦とラーメン巡り、調べること。
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