取材ライターの視点からあなたのプロジェクトをサポートする、クラウドファンディング プロデューサーのダークはしもとんです。
この記事では、クラウドファンディングを確実に失敗させる方法を伝授します。どうです?最高でしょう?
なので、どうしても失敗させたいプロジェクトがあれば、これから述べる手法・施策をぜひ実施してみてくださいね。
注:この記事は、クラウドファンディングで使われる用語を、ある程度理解している前提で話を進めます。クラウドファンディングってなに?って方はこちらの記事を先に読んできてくださいまし。
確実に失敗する方法・心構え編
最初に聞いてほしいのは心構えです。
ぶっちゃけ失敗の原因は「リターン」にあることが大きいのですが、心構えが整っていないと、どうでも良いリターンしか用意できないので、失敗するには心構えが大事なんです。
高すぎる目標を設定する
「これだけ支援いただければ超最高!あればあるほど嬉しい!」と、すごく高い目標を掲げれば失敗確率がぐっと上がります。
例えば
−All in
−想定支援者数が100人行くかどうか?
−メインリターンの設定金額が5000円
−目標は500万円
あれ?計算おかしいですよね。という感じなんです。このまま進めてプロジェクトを破綻させましょう。
実行者不在である
数人で盛り上がってクラウドファンディングをすることになったは良いものの、実行者がフワッとしたまま始まったため「これ誰がやりたいって言ったの?」となったパターンです。
- 責任者1名が決まらない
- プロジェクトページに名前を載せたがらない人がいる
- なぜか作業しない人がいる
- 失敗を極端に恐れる人がいる
- 成功実績だけ期待している人がいる
これらに当てはまる場合、その人がチームから離れないようにヨイショして、爆速で進めて失敗させましょう。
クラウドファンディングのあとを考えてない
クラウドファンディングを実施後のことを考えていないパターンは失敗します。おめでとう。失敗します。
クラウドファンディングは、目的ではなく手段です。
クラウドファンディングのあとのことを聞いても返事が来ない場合は、手段が目的化していることが多いです。
クラウドファンディングに成功すれば、すべて上手くいく。そのとおり、どんどんやりましょう。
周りに賛同してくれる人がいない
これは失敗するチャンスです。進めるしかないです。
- うまく伝わっていない
- プロジェクトに難あり
- 欲しいリターンが無い
しかし実行者は都合よく、こんな風に解釈します。
- 「私の周りには」想いに共感してくれる人が少ないんだ!
- ネットは全世界が対象だから、絶対に共感してくれる人が居るはず!!
周りにも共感してもらえないプロジェクトは、確実に失敗します。共感を得られにくいプロジェクトをどんどん作りましょう。
競合との違いを理解しない
無知は武器です。このプロダクトこそ最高!!と盲信し、爆死しましょう。
よほどプロダクトが強くない限り、無風で終わることが多いです。なぜ「それ」なのかよく考えずに、流されるまま突撃しましょう。
プロジェクトに対して愛がない
最高。その、ワンチャンお金もらえるかも?実績になるかも?っての最高。愛なんていらないっす。
とりあえずスタートする
なんかよくわからないままスタートするのは、無風で終わるチャンスです。さぁ、公開ボタンを押すんだ!
この記事には続きページがあります。後半はリターン編です。