失敗しない取材記事の書き方。事前準備から心構え 撮影のコツ 仕上げ方まで

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

writer-coverage-1

「ライターです」と言うと「取材はできますか?」と聞かれます。よく聞かれます。

取材なしの記事と、実際に現場に出向いて、お話を聞いて、写真を撮って(もしくは撮ってもらって)記事を書くのには、別のスキルが求められます。

そこで、人より多く失敗しているボクが「取材時の心構えと準備、取材時の動き方」をまとめました。

上級ライターの方はもっとうまいやりかたがあると思いますが、初心者ほど知ってほしい。という内容です。

取材の時間は取り返せません。失敗ができない取材時こそ、事前準備が必要なのです。

取材で失敗しないための記事準備と撮影のコツまとめ

「失敗しないために」と言っていますが、もちろんコレが完璧ではないですし、もっとアップデートできます。。
諸先輩方、ご指導頂けると幸いです。

今回想定したのは、イベント取材です。イベント中に行うインタビューも想定しています。

準備編

取材対象の関連記事を読む

writer-coverage-2

取材するテーマ、キーワード、人物を検索し、Google検索で出た記事を読みましょう。2ページ読んでおくとよし。

なにも知らない状態で取材すると、面白さや伝えたいことがブレる可能性があります。(無知の怖さを思い知る)

専門分野かどうかは置いといて、最低限の礼儀としてやっておくと事故が減ります。

記事のターゲットを予想する

あらかた情報が出揃ったら、記事のターゲットを予想しましょう。男?女?年齢層は?ガジェッター?・・・主婦?パパ?ママ?などなど。

いろいろ考えた結果「ターゲットは俺じゃん」でもOKです。

ここでターゲットを決めておくと、なにを聞くべきか?どんな点に留意して取材をするか?がわかります。

集めた情報からタイトルと記事構成(案)を考える

ターゲットを決めたら、タイトル(案)と記事構成を考えましょう。

☆「・・・そこまでやるの?」
☆「当日のインスピレーションが台無しだ!」

という声が聞こえてきそうですが、ここでは無視します。

「センス(苦笑)」で、取材ができる人は良いんですが、あくまでも失敗しないための準備です。想定していたものと全然別の記事が出来上がっても良いんです。

writer-coverage-3
△構成例

  • 関連の記事を読む
  • ターゲットを予想する
  • タイトル・構成を考える

取材 当日の心構え、動き方

撮影の際に気をつけること

トップ絵、サムネイルになる写真を意識する

記事の顔とも言えるトップ写真&サムネイルに使える写真を想像しながら、シャッターを押しまくりましょう。

「1,000枚撮ったけど、サムネに使えるカッコいい&伝わる写真が無いよ〜〜〜!」って、結構あるんです。ゾッとします。

なので「テーマ」×「ターゲット」×「記事タイトル」に合った写真を抑えておきましょう。

例としてこれまでに書いた取材記事は以下から。

writer-coverage-4
5,300円で豚しゃぶ&しゃぶギョプサル食べ放題&エビス飲み放題。豚組しゃぶ庵ビアホールとかコスパ高すぎな件 – はしもとん / 初心者ライターのためのブログ
△しゃぶしゃぶのお肉感を出す写真。

writer-coverage-7
子供の外遊びのケガ対策に! 100均&薬局で手軽に揃えられる救急ポーチ – .HYAKKEI[ドットヒャッケイ]
△記事タイトルと合う写真。小物を表現したかったので。(編集者指示)

writer-coverage-6
紅葉が眩しい秋のキャニオントレイル!日光の清流で沢歩きを体験してきた – .HYAKKEI[ドットヒャッケイ]
△みんなで歩いているキャニオントレイルっぽい写真。これは偶然です。すみません。

裏技として、似たような取材記事を参考に、グッと来た写真を探すってのもアリです。そして、構図を参考にさせてもらいましょう。
写真にかぎらず、書き方や構成を真似するってのはアリだと考えます。盗作、パクれって意味じゃないよ。

バリエーションを意識。1つのシーンに付き最低3枚は撮る

writer-coverage-5

同じようなシーンでも3枚は撮って、後から選べるようにしておきましょう。また、同じような写真が続くと、単調になり読者が飽きてしまうので、広く見せる写真、寄った写真と、意識して使い分けましょう。

可能であれば動き回り、いろんな角度から撮影しましょう。

本来、撮影の手間を考えると、一発で決め打ち写真が撮れるのが1番良いのですが。(撮り直しが効く場合でも)撮りなおしのリスクは大きいです。時間的にも労力的にも。しかも、イベント写真なら撮りなおしできないじゃないですか・・・。

ということで、たくさん撮って事故のリスクを減らしましょう。

iPhoneでも撮っておく

余裕があればiPhoneでも撮影しておきましょう。そもそもiPhoneの写真は「イイ感じに撮れる機能」に優れています。保険の意味も含めて、iPhoneでも記録を残しておくと安心ですよ。

  • トップ絵を意識
  • バリエーション多く撮る
  • iPhoneでも撮る

執筆をスムーズに行うために

基本はメモしよう。ボイスレコーダーは保険のために

writer-coverage-9

取材なのでインタビューのような「人に話を聞く」シーンがあると思います。その際、ボイスレコーダーで録音すると便利なのですが、録音もしつつ、メモも取りましょう。メモが重要です。

で、いざ原稿を書く際はメモから記事を書くと速いです。

取材時のメモ書きで話しのポイントは十分抑えられているので、話しをまとめやすい&書きやすいのです。

テープ起こしを一旦行ってから、記事に仕上げても良いのですが、非常に時間がかかります。なかなか厳しい案件だと思います。

「キーワード」を聞き逃さない

写真でトップ絵を意識するのと同じように、記事タイトルになりえるキーワードを聞き逃さないように神経を尖らせましょう。ふとした会話の中で、その人の想いやミッション、本音がポロっと出てきます。

集中!集中!

好奇心を持ち会話を楽しもう

いろいろ意識を集中する話をしましたが、大前提として会話を楽しみましょう。こちらが完全に仕事モードだと、向こうもなかなか心を開いてくれません。知ったかぶりをする必要もありませんし、その道の専門家でなくても良いんです。

ただ、その方に興味を持って、素人なりに好奇心を持って、真剣に話を聞きましょう。きっといろんな話をしてくれるでしょう。

  • メモを取ろう
  • キーワードを聞き逃さない
  • 好奇心を持って話を聞こう

取材後、記事作成のときに

改めて記事タイトルを決める

取材が終わりましたね。お疲れ様でした。

image

取材時のメモを元にタイトルと構成を整えましょう。

「想定の構成どおりになったかな?」、「面白い話が聞けたからこのエピソードを追加しようかな?」など、準備時の構成と比べながら仕上げていきましょう。

作り話は厳禁デス

ここで気をつけたいのが、無理やり自分が作ったストーリーにしないこと。いわゆるデッチ上げですよね。

「こっちの方がPV取れるんだよ!」、「バズるんだよ!」という記事は、ライターとしての信用を失います。気をつけましょう。

タイトル案、構成が出来たら、あとは書くだけです。迷っている時間がもったいないので、一気に書きあげてしまいましょう。

福岡のあるプロライターは、取材に行ったその日に書き上げてしまうそうです。凄まじいですね。

思い切って削ろう

取材では、記事にすること、しないことが構成上どうしても発生します。面白い話が聞けたとしても、記事のテーマに関係ない話だと、どうしても「蛇足感」が出てしまいます。

そんな時は思い切って削りましょう。スッキリするハズです。

見直し、字数チェック用のツール

誤字脱字チェックは以下のツールが便利です。

誤字脱字チェック→日本語の文章のタイポ/変換ミス/誤字脱字エラーをチェック/校正

こちらは文字数チェック。
文字数チェック→【文字数カウント】

当然、ツールを使ったあとの見直しや読み直しは必要ですが、実際にコレを使っているとミスが大幅に減ります。ぜひお試しくださいませ。

  • タイトルと構成を整える
  • 作り話しはダメ
  • 思い切って削る
  • ツールを使う

よし、書いてみよう!

実際、ボクはこれまでぶっつけ本番で取材に行ってました。大丈夫か?ってくらい。

で、一通り写真を撮ったり話を聞いたりしつつ「この言葉、使えるな・・・」と思ったり、カッコ良さそうな写真を撮ったり・・・。という、割とぶっつけ本番の仕事をしていたんですね。よくない。よくない。

軽い取材はそれでも良いんですが、時間が長かったり、要素が増えると、ボクの頭では到底処理しきれませんでした。で、取材が不十分だと、記事にするのが億劫になり、取り掛かるのが大変になったり・・・という悪循環ですよね。ああ怖い。

というわけで、最低限失敗しないように、今のノウハウを書き出してみました。

そして、諸先輩方、テクニックなどこっそり教えてくれたら幸いです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

SNSでもご購読できます。

イイね!で更新情報が届きます。