クラウドファンディングプロデューサー、講師、ライターのはしもとんです。こんにちは。
クラウドファンディングを実施する際に、抑える重要なポイントのひとつは事前拡散です。
具体的には、実行者、チームの知人・友人、SNSでクラウドファンディングのプロジェクトを実施する旨を発信しまくること。
もっと言うと、SNSで「やりまっせ〜〜!応援してね〜〜!」だけでは全然足らず、メッセージやメール、LINEなどで「〇〇日から〇〇なプロジェクトをやるから応援してね」って直接言うのが超大事になってきます。
え?そんな、直接DMを送りつけたら嫌われちゃうよ……グスングスン
って思いますよね。思いますよね?でも、これをやらないとクラウドファンディングの目標達成には大きく遅れを取るばかりか、成功確率が下がってしまうのです。
本記事を読めば、DMを送らなければならない理由を理解し、周囲に自分のプロジェクトを堂々と伝えられるようになるぞ!
この記事の結論はこちら!
- 公開するだけでは見てもらえないから
- 公開した瞬間から機会損失が始まっているから
- プロジェクト終了後に「なぜ教えてくれなかったの???」って100%言われるから
さぁ行ってみましょう!
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なぜスタート前にDMで周りの人に連絡しなければいけないの?【クラウドファンディング成功法】
知人にDM送るって、実際怖いですよね。なんか売りつけられている?って思われたらどうしよう。とか、なんか図々しいような気がしちゃって。
でもそんなことないので大丈夫っすよ!
動画でも解説したのでチェックしてください!
公開するだけでは見てもらえないから
まずはこちら。クラウドファンディングのプラットフォーム(CAMPFIREやMakuake、READYFORなど)に公開するだけでは、全然見てもらえません。
プラットフォームの名誉を守るために一応フォローしておくと、そんじゃそこらのウェブサイトよりは全然PV(ページビュー、ページを見た数のこと)はありますし、プラットフォーム自体の拡散力や見てもらいやすさはあります。強いです。
めっちゃフォローしてるやん
いや、アクセスが多いのは事実だからさ。実行者たちが拡散しまくってるおかげなんだけどね。
しかし、クラウドファンディングのプロジェクトは日々新しいものがたっくさん公開されていますし、プラットフォームのトップページには、たくさん支援されているものや、広告費を払っているものを中心に露出が多いです。
プラットフォームは、支援されているもの=伸びているものを露出することで、さらに支援を伸ばそうとします。そりゃそうですよね。商売ですから。
人通りの多い商店街の新規オープンのお店なら、通りすがりの人に知ってもらえる、見てもらえます。
しかし、今はインターネットの時代です。クラウドファンディングだけではなくネット上には星の数以上のコンテンツに溢れています。ゲームやニュース、SNSなどページを見てもらうためのライバルが多すぎるのです。
しかも、クラウドファンディングのプロジェクトはGoogleで目的を持って探す類のページではありません。ワオ。辛い。なので、探してもらうことも原則無いのです。
例えば、「沖縄、クラウドファンディング、海を守るため」
みたいな検索ワードで調べる人がいれば、見つけてもらえるかもしれません。しかし、そんな人は稀なのです。居ないとは言いませんが、いません。
調べられないからSEOも使いにくいのね
見てもらえない限り、支援されることはありません。なので、まずは「知らせないと見られない」と自覚することが大事です。
公開した瞬間から機会損失が始まっているから
クラウドファンディングの実行者に口を酸っぱくして言っているのが、これです。そして、クラウドファンディングがAmazonや楽天、その他通販との最大の違いがコレ。
クラウドファンディングは、支援状況がリアルタイムで見えてしまうんです。なので、公開直後からチェックしてくれる稀な人は、全然支援されていない状況を見ると「あれ、このプロジェクトは全然応援されていないんだね。ちょっと興味あったけど、支援は保留にしよう」ってなります。
これは機会損失のなにものでもありません。
確かに、支援が入ってないものは応援しにくい…
成功しそうにもないプロジェクトに支援するのは怖いです。仮に、商品の事前販売のようなプロジェクトで、その商品が欲しかったとしても、です。
さらに、クラウドファンディングの場合は、実行者の信用度も無意識に感じます。全然支援されていないプロジェクトだと「実行者は周りの人にサポートされてないのかしら?」と感じます。
スタートダッシュ、公開直後から支援されていない状況が続くと、この機会損失時間が長引くのです。これはもったいない。なので、予め周囲の協力を仰ぐのが重要なんです。
周囲にも応援されていないものは、知らない人に応援されるわけないよね
しかもクラウドファンディングは、だいたい2ヶ月〜2ヶ月くらいの期間限定プロジェクトです。のんびり口コミで評判がついてくる。みたいな悠長なことは言っていられないのです。
プロジェクト終了後に「なぜ教えてくれなかったの???」って100%言われるから
これもクラウドファンディングあるあるなのですが、SNSで毎日しつこく「宣伝が増えて申し訳ありません!」的な感じでプロジェクト関連の投稿をしまくるじゃないですか。一日3回とか。
で、プロジェクト終わったあとに振り返るんですよ。さすがにここまで投稿すると、耳タコじゃないか。もう嫌われたわ、みんなオレの事ブロックしたわ。って絶望してるじゃないですか。
でもね、終わったあとに絶対言ってくるんですよ。
「えークラファンやってたの??なんで教えてくれなかったんですか−−−−???絶対支援したのにーーーー!今度やるときは絶対教えてくださいね〜!!!」って。そんなもんやで。
2億回はSNSのコメントで見た
まぁ、社交辞令な可能性の無きにしもあらずですが、善意をしっかり受け取るためにも、やはりお伝えは必要なんですね。
嫌われるとかは幻想なので、プロジェクト成功のためのアクションを着実に実施すべし
てか、一世一代のクラウドファンディングプロジェクトのお知らせをしただけで、嫌ってくる奴は友達でもないし、知り合いでもないので、縁を切ればいいと思います。
しかし、お知らせひとつにしろ「配慮した言い方・言いやすい伝え方」はあるので、それは次の記事でお伝えします。
記事は各種SNSでお知らせしているので、フォロー願いますね。
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