「キャンプ」と聞くと、どんなシーンをイメージしますか?
真っ青な空、白い砂浜に立つテント。
森林の中に佇むテント群。
もしくは、山の奥地のコテージ?
人によってイメージするシーンは違いますが、多くは《夏》のワンシーンを思い浮かべる人が多いでしょう。
夏休みの行事の一つとしてキャンプがあります。長い休みを利用して遠出し、キャンプをするのです。
夏は海水浴ができるので、海に行くついでにキャンプをする。新鮮な海の幸を現地で手に入れて、バーベキューで食べるのも最高です。
しかし、夏キャンプは楽しい反面難点が多い。蚊がいる、キャンプ場の場所代が高い、暑くて大変。
などです。
そこで僕は「秋キャンプ」を推奨します。
いろんな面で有利な事が多い秋キャンプ。秋キャンプ。オススメする理由を5つまとめました。
もう11月ですが、本文を読めば秋キャンプに出かけたくなること間違いなしです。
寒くても、ちょっと防寒対策をするだけで、夏とは違ったキャンプを楽しめますよ。
秋キャンプをオススメする5つの理由
蚊がいない
夏のキャンプで1番厄介なのが、蚊がいることです。
こちとら自然にお邪魔させてもらって、アウトドアを楽しませて頂いてます。いくら憎くても蚊は森の住人。先人なのです。
でも、蚊に刺されると痒くなるし、楽しいキャンプ中でも一気にテンションガタ落ちです。
焼き台でバーベキューをしている最中は蚊は寄ってきません。でも、一通りみんなお腹いっぱいになって、バーベキューが終わり、火が消えた頃にはいつの間にか近くに居ます。ヤツらが。
せっかくのアウトドア中でも、子供にムヒを塗ったりなんだり大変です。
おお、森の住人よ、人間が憎いか!
でも、秋キャンプなら蚊はいません。
厳密に言うと全くいないわけではないですが、蚊取り線香やムヒなどの対策は必要ありません。
蚊にとらわれることなく、キャンプを楽しめるのです。そう、秋キャンプならね。
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キャンプ場が安い&空いている
キャンプ場にハイシーズンなる言葉がある事を知っていますか?
飛行機の1番価格が高い時=割引されない時と同じく、キャンプ場にもお高い時があるんです。
夏休み中は大体高く、お父さんも休めるお盆が1番高い。観光キャンプ場では7〜8,000円する事もザラ。
これなら、アミューズメントパークに行くのと変わらないや・・・。
お高いキャンプ場でなくても、お金のかからない河原や山奥も人でいっぱいになります。自然を見に来たのか、人を見に来たのかわからないことも。
でも、秋キャンプは、一般的にはシーズンオフです。でもキャンプ好きには最高の季節。
秋はキャンプが好きな人しかやりません。なので、人口がグッと減り、テントサイト、コテージがお安く借りられます。
夏キャンプは1回分の費用で、秋キャンプなら2.3回行けるくらい費用を抑えられる事も。これは、後述するバーベキューのメニューにも関係してきます。
管理費を500円程度しか取らないキャンプ場も空いているのが秋キャンプの良いところです。
キャンプ場が埋まってるからって、我々のスケジュールを組み直すことが無いのです。
キャンプ場代も浮かせられるし、空いてるよ。そう、秋キャンプならね。
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肉代を抑えられる
バーベキューと言えば肉!!豚肉に鶏肉に、ビーフステーキなんかも焼いちゃおうか!
肉をたくさん焼いて、ただ食べる。夏はそんなバーベキューになりがちです。なので、ただ肉を焼くだけだからお肉が沢山必要。
食材=肉という状況になりがちです。
「カレー食べよう!豚汁とかシチューは?」
「暑いから煮込み料理は嫌!」
みんなの気が進まないのに煮込み料理をするのは得策では有りません。余って翌日捨てるハメになったり、イノシシに狙われたり……。
秋キャンプなら、煮込み料理を喜んで食べてくれます。だって夜は冷えるもの。
大きなお鍋で作るカレーは有り難いんです。
先日一緒に行った友達家族は、じゃがいもやサツマイモ、サトイモなど大量の根野菜をお鍋にいれて「芋煮」を作ってくれました。
これだけでも有り難いのに、翌朝はお米を丸めて「きりたんぽ風」にしたり、その後お昼ご飯に「うどん」を入れたりしました。
お肉なら食べて終わりですが、煮込み料理はどんどん進化します。しかも、費用対効果がハンパ無い。
ひと工夫できるバーベキュー、それが煮込み料理なんです。
煮込み料理も楽しめるよ。そう、秋キャンプならね。
秋の味覚が美味しい
※画像はイメージです
秋は食材の宝庫。
サンマ、サツマイモ、柿、栗……。
そして、何と言っても「お米」。
キャンプで新米。最高じゃないですか。
新潟などの米どころで調達してもよし、近くのスーパー買ってきてもよしです。
……自然の中で旬の秋の味覚を堪能する。最高の贅沢ですよ。(遠い目)
先ほど上げた煮込み料理を全力で楽しむ為にも、秋の味覚は欠かせません。
秋の味覚も楽しめるよ。そう、秋キャンプならね。
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体温調整がしやすい
夏は暑い。否‼︎熱い。
ここ10年の間に熱帯夜が当たり前になり、家の中でもクーラーをつけないと熱中症になる始末。
屋外のキャンプでも油断は禁物。もし無風だったら死活問題。
「寝ながらうちわで扇ぐ」という労働を強いられます。
そして、寒けりゃ着れば良いですが、脱ぐのには限界が (̶ ̶꒪̶⌓̶꒪̶)̶ガ̶̶ガ̶̶ガ̶̶ガ̶̶ガ̶̶ガ̶̶ガ̶̶ガ̶̶ガ̶̶ガ̶̶ガ̶̶ガ̶̶。
汗でベトベトだし、寝苦しいし……。と、夏キャンプは体温調整が難しいです。
その点、秋キャンプは体温調整が楽。寒けりゃ着ればいいし、コンパクトなストーブなど、いろいろな種類が売ってます。
寒い分、バーベキューで作る温かい料理にも力が入りますし、お酒や朝のコーヒーは格別ですよね。
体温調整がしやすいよ。そう、秋キャンプならね。
まとめ・秋キャンプ最高
夏場に比べてメリットが多い秋キャンプ。僕はもう今年のキャンプ予定が無いですが、フットワークが軽い人はこれからでも秋キャンプしてみると楽しいですよ。
関東はそろそろ紅葉のピークを迎えそう。
来週に秋キャンプをすれば、もうひとつ紅葉という楽しみが増えるかも知れませんね。
それでは楽しいアウトドアライフを。けんたろーでした!