クラウドファンディングは、インターネット上で支援を募るツールなので、ネット上の影響力が高い人じゃないと成功しないんじゃないか?と思われがちです。
しかし、クラウドファンディングに至っては、ネットの影響力が及ぶ範囲はさほど大きくありません。
よいコンテンツ、共感を得るストーリー、魅力的な返礼品に支援が集まります。(順不同)
事実、影響力があるはずの“芸能人”がクラウドファンディングに挑戦しても爆死するケースが多いんです。
インフルエンサーじゃないとクラファンって成功しないの?
インフルエンサーが提供しているコンテンツは無料?有料?
まずは、インフルエンサーと、フォロワーの関係を見てみましょう。
インフルエンサーが普段我々に対して提供しているものは、基本的に無料で楽しめるものです。
TwitterやFacebook、Instagram、YouTube。これらは無料で楽しめます。
読者数や閲覧数が増えるとインフルエンサーにお金が入りますが、これは広告会社から間接的にもらっているもので、読者や視聴者から直接お金を受け取っている訳ではありません。
なので、「俺はこれくらい影響力があるから、俺のプロジェクトにお金を出してくれるだろう」ではないんです。
影響力と支援してくれるかどうかは別問題というのは、このことですね。
100,000人のフォロワーより、必ず応援してくれる100人
じゅうまんにんのフォロワーより、かならずおうえんしてくれるひゃくにん。
あなたのプロジェクトの目標額をだいたい算出してから、同じくらいの額のプロジェクトをチェックして、「支援者数」を確認してみましょう。CAMPFIREとか、Makuakeとか。
どうですか?10万人に支援してもらってないですよね。30万円くらいのプロジェクトだと、せいぜい30人から60人くらいですよね。
僕が担当したTENTプロジェクトは、ボリュームゾーンが3万円〜3万5千円と高めだったのですが、481万円で139人です。
139人のうち、知っている人は十数人かな?って感じ。100人以上は他のプロジェクトメンバーのお友達だったり、完全に知らない人だったり。
ね?意外と、俺様のフォロワー!!じゃなくても届く人に届けば、支援してもらえるんです。
実際、影響力がなくても、フォロワーが少なくても、オンラインサロンをやってなくてもクラウドファンディングは成功させられるんです。
インフルエンサーがクラファンに成功するケース
「じゃあ、インフルエンサーはクラファン成功しないの?」って声が聞こえてきたので、答えます。
正解は、普段の発信内容や共感内容と、クラウドファンディングのプロジェクトのズレがなければそのまま応援に繋がります。
情報だったり、考え方だったりと、普段の発進から圧倒的なGIVEをしていて、能動的な読者(フォロワー)が付いている場合は、支援してくれる可能性がかなり高いと言えます。
フォロワーが多い状態は、その人が行った行動に対する結果でしかないので、クラウドファンディングのためにフォロワーを増やそうとしたり、いきなり影響力をつけようとするのは本末転倒なので、やめましょう。
むしろ、企画に相性のよいフォロワーさんがいる人をプロジェクトメンバーに入れれば……おっと。
むしろネットよりリアル
コミュニケーションの深さの話があります。
SNS、メール、電話、対面。みたいなやつ。
クラウドファンディングは、相手にお金を出してもらう、身銭を切って支援してもらうので、コミュニケーションが深くないとなかなか相手は動いてくれません。
なので、本気でプロジェクトを成功させようとするとネットのコミュニケーションに加え、リアルでのコミュニケーションも必須なんです。
そんなクラウドファンディングのメソッドが体得できるnoteを書きました
と、ここでCMです。
noteでクラウドファンディングの教科書|橋本憲太郎|noteをリリースしました。
先日書いた、#マッハ新書のnote版です。
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一章の途中まで無料公開しているので、是非どうぞ!