ためになる話を聞いてきましたあちこち行ってレポート書きました

ご先祖様を知ることで自分の命の大切さに気付く。「いのちの積み木ワークショップ」レポート

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クラウドファンディングと取材、ガジェットが得意なライター、ブロガー、カメラマン、講師、ランボー塾 塾長、ドラマーのランボー(橋本憲太郎)です。長いな。

先日、3月3日(土)にいのちの積み木ワークショップを開催しました!記念すべき第一回!と二回!です。

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”rambo1.jpg” name=”ランボー”]まさか、この俺様がワークショップで号泣するとは。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”cat1.png” name=”塾生”]講師も泣かせたみたいじゃん。やるじゃん[/speech_bubble]
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[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”rambo1.jpg” name=”ランボー”]そうそう。でもソレだけ言うと自己満足みたいでイヤなんですが、本当にご先祖様のことと自分に向き合えました。[/speech_bubble]

いのちの積み木ワークショップ開催したよ

ということで、レポートです。イベント名だけ見ても、よくわかんないと思うので、イベントの経緯なども含めて順番に説明していきますね。

当日来られなかった方も、コレを読めばもう参加したも同然ですよ!

いのちの積み木とは?

以下、いのちの積み木のホームページより引用。

いのちの積み木は、目に見えない存在であるご先祖様を「見える化」したおもちゃ。

ご先祖様の存在をハッキリと感じることで、ご先祖様とのつながりを感じ、いのちの大切さを学ぶことができます。

いのちの積み木の1つ1つのパーツは、曽祖父曾祖母、祖父祖母、父母、そして自分にあたります。

これを積み重ねていくと、自分を頂点とした家系図を模した積み木ができあがります。

下のパーツを引き抜くと一番上の自分の積み木は必ず崩れます。

つまり、ご先祖様の誰が欠けても自分が存在していないということの証明になります。

いのちの積み木

この積み木は家系図そのもので、誰か1人でも欠けてしまうと、自分が存在していなかった。この事を実感できるツールです。

この積み木は、クラウドファンディングのプロジェクトで作製したマンガに出てくる積み木を具現化したものです。無料で読めるのでコチラもどうぞ。→20年後の君につたえたいこと~ご先祖さまからの贈り物 | いのちの積み木

講師は宇都宮光琳寺 副住職の井上広法先生

「ぶっちゃけ寺」の企画、出演されていた井上広法先生。いのちの積み木の原案も出していただき、今回のワークショップの講師をつとめて頂きました。

メディアに出まくっている著名人ですが、とても気さくでオープンな方です。

イベント主催者は、お墓のブロガーである中野良一さん

お墓業界のことを発信し続けて数年。ご自身も石材屋に務めていることもあり、ときおりマニアックな内容の記事を書かれています。

お墓のことに加え、ご先祖様の大切さも発信しています。

おはかのなかのブログ

お寺の発信基地、寺子屋ブッダ

そんなワークショップ第一回を開催するにあたった場所がここ、寺子屋ブッダ

広法さんによると、全国で勉強会や講演会などをやるけれど、最初のスタートであったりプロトタイプはここから始まるんだそう。

いのちの積み木ワークショップも例外なく、ここから始まったのです。

▽映り込み上等なカメラマン

いのちの積み木ワークショップ 記念すべき第一回

というわけで始まりました。いのちの積み木ワークショップ。初回参加者は4名様。

ここにいることを認識するためにチェックインを行なう

最初に「チェックイン」を実施。

この場所にいま身体は参加していても、意識は電車の中に置き忘れてきていたり、終わったあとにどこへ飲みに行こうかな?と考えたりと、心ここにあらずな状態をリセットします。

目を閉じ、意識を呼吸に集中させます。これで、ワークショップに参加する姿勢が整うんですね。

はい。使います。僕が行なう勉強会では毎回やること決定。

また、どんな目的で、なにを知りたいか?

の考えを発表することで、ワークショップ参加への目的意識をハッキリさせます。

そうしてワークショップが始まりました。

世代をさかのぼると、関わる人がどんどん増える

まずはこのシンプルな図から。

自分は1人ですが、世代を追っていくと、どんどん人が増えていきます。

1世代前の両親は2人、2世代前の祖母、祖父は4人、3世代前は8人………といった感じです。

知ってたかい?5世代前になると32人も血縁がいるんだぜ。

そこで、10世代遡った家系図を用意。下の黒い線は10世代前で、なんと1024人。たしか。

自分が関わる血縁の総数は2074人(広法調べ)だそうです。

ワークショップ当日の朝にご先祖様の総数がわかる公式を作ったとのこと。

こちらが今回のワークに使う家系図。4世代前までの名前を入れるところがあります。

▽父、母、だけでなく高祖父、高祖母まで名前を入れる欄がある。

ひとりくらい抜いても大丈夫でしょ?

そしてその家系図を具現化したのが、いのちの積み木。

広法先生「一番上が自分自身です」

広法先生「で、これだけ人がいれば、1人くらい抜いたところで、自分は崩れないんじゃないかな?って思いませんか?ほら、下は16人も居るし。どうでしょうか?」

父方の、母親の、お父さんのお母さん(高祖母)の積み木を抜いてみます……。

こうなります。そう、1人でも欠けたら、例外なく自分を含む積み木が崩れるんです。

家系図を完成させよう

と、ご先祖様の尊さと自分のいのちの大事さをビジュアル的に理解したところで、家系図作りのワークです。

まずは

【ステップ1】

記憶を頼りに埋めてみる。

▽ワークの間、積み木を直す広法先生

記憶だけでは、祖母、祖父くらいしか埋められません。

そこで携帯電話を使って存命の親戚に聞くステップです。

【ステップ2】
文明の利器を使う。

みなさん、親や親戚に電話します。10分くらい時間を取りました。

広法先生自身が調べられた経緯を解説します。

記憶では歴代住職までですが、親戚に聞くことで曾祖父母あたりまでわかりました。

そこで、携帯電話より優秀なソリューションがあるんです。

それはお墓。

歴代のお墓には名前が刻まれています。そして、ほぼ没年通りに刻まれているハズなので、そこから名前を読み取れるんです。

と、我々は10分+10分くらいで書いた家系図、広法先生は事前にかなり準備していたので、かなり完成度が高い。

家系図とご先祖様に目を向けることで、これまで意識していなかったこと、知らなかったことがどんどん出てきた。と言います。

それは、父方の曽祖父のご両親(高祖父母)の村はもう無くなっているため、追跡が不可能。ということ。

また、自分がいまなぜ僧侶をしているのか?

自分がここにいること、仏法を広めていることには理由があります。それが、ご先祖様を知ることにより、時間のひとり旅をすることで知れる。

家系図を埋めて名前がわかるだけではない。沢山の気付きを得られるのです。これは運営側も完全に想定外でした。

ご先祖様への手紙

家系図を埋められるだけ埋めたあとは、ご先祖様への手紙を書くワークです。面識がなくても良いので、すでに亡くなっている人に向けて書きます。

この場合、できるだけ具体的に高祖父の〇〇様へ。と書きます。そして、全員の前で手紙をシェアします。

ここでベガスルールが発動。この中で見聞きしたことは外に出たら口外しないこと。というルール。ご先祖様への手紙はかなりプライベート要素が強いので、口外しない。

これも使わせてもらおう。

▽ご先祖様への手紙を読み上げる広法先生

第二回も引き続き開催

好評のなか第一回が終了。そのまま第二回です。今回は6人。

内容はほぼ同じなので、写真で振り返りましょう。

ランボー怒りの感謝の手紙で講師を泣かせる暴挙に

第二回では、僕と中野さんも感謝の手紙のシェアをすることに。(第一回目も書いていたけれど、時間の都合で発表せず)

そこで、僕は父方の祖父へ向けて書いたのですが、大号泣しながら発表。

そもそも人前でここまで感情を出すことが無いのですが、書いている途中から号泣。いのちの積み木ワークショップやばい。

みたいなコトを下記の投稿で書いています。

参加者の声

せっかくなので、参加してくれた方の声を一部紹介します。

10代さかのぼると、ご先祖様の数が2,000人以上になることに驚きました。
その中の1人がいないだけで今の自分がこの世に存在しないことを思うと、血のつながりのすごさを感じる。とともに
自分の命はいただいたもの、お預かりしているものだと思います。
その命をお返しするときまで、大切に日々を過ごしたいと思った

<・1人も欠けられないのを見て、自分が存在していることがすごくありがたいことだと思った。 結婚するつもりは無かったのですが、これだけ続いてきたものが途絶えてしまうのも少しさみしいと気付いた。 多くの人の血が自分の中に流れているのを改めて感じた。

こんな有り難いお言葉も頂きました。

何より、今日、広法さん、中野さん、橋本さんが私たちが手紙を書いているとき、お三方が時間をつぶしているのではなく、一緒に魂を込めて本気の思いを書いていたことが、このセッションの一番尊い、意味深いことだと思います。すばらしいこともどういう人がどういう想いでこの活動をしているのかが、大事だと思います。
是非続けて下さい!!

クラウドファンディングの最後のリターン終了。そしていのちの積み木プロジェクトのスタート

というわけで、去年の6月に僕と中野さんで小さくスタートしたクラウドファンディングが、沢山の人を巻き込み、当時まったく想定していなかった形で無事に終了しました。

いのちの積み木プロジェクトは、恐ろしいポテンシャルを秘めています。

そもそもご先祖様の見える化のために作ったものですが、これにより自分もご先祖様の血流のひとりであることを認識できます。

これって自分の命を大切にすることにもつながるんですよね。

また、ここで途絶えさせてはいけないと、少子化対策にもつながっていくのかなと。

時間のひとり旅により、自分のルーツを知ることで、命を大事に、さらに未来の命も大切に。

あなたは、誰にこのいのちの積木のエピソードを伝えたいでしょうか?想像してみてください。

このいのちの積み木が登場するマンガは、こちらから無料で読めます

20年後の君につたえたいこと~ご先祖さまからの贈り物 | いのちの積み木

次回ワークショップ開催の情報などは、こちらいのちの積み木に掲載します。

引き続きチェックよろしくお願いします。

この記事を書いた人

office Tim33代表。クラウドファンディングプロデューサー / 取材・ガジェットライター / 写真家 / 講師 / メタルドラマー
ペットボトル工場オペレーター→ライターに転職。今どちらも歴11年。
生まれも育ちも札幌で実家が沖縄の埼玉人。スペインとフィリピン、長野、広島、沖縄にルーツがあります。
CAMPFIRE公式キュレーター、とちぎファンズサポーター
趣味は格闘技観戦とラーメン巡り、調べること。
詳しいプロフィールはこちらからどうぞ→プロフィール

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