メタルドラマーのはしもとんです。生計を立てるためにライターやらクラウドファンディングやらやっています。
前回の記事はこちら→https://hashimoton.net/post-15367
3年生が引退し、これまで1年生が触れられなかったドラムの席が空きました。文字通り、座れたんです。
その当時は、B’zをゴリゴリ聴いたり、ラルクのスネアがヤバいと同級生と話していたりとロックに目覚めつつある状態。とうぜんドラムにも興味が出て来ますよね。だってロックの打楽器ってドラムセットじゃん。そうじゃん。
で、その小部屋でドラムセットを組んで
吹奏楽あるあるだと思うんだけど、ドラムセットって練習の度に組み直して、練習終わったらバラしてなかった?
ちょっと叩き出したのね。B’zを耳コピしていたので、ちょっと叩いてみたり。
そういえばドラムのファーストコンタクトってなにやってたんだっけ。ってか8ビートなんでできるようになってたんだっけ???完全に忘れたw
3年生がいたときに少しだけ触らせてもらってたり、パーカッションだけにエアドラム(樽美酒研二)をしていたりしたんだろうな。多分。
で、すこし叩いてたら、音楽職員室にいた吹奏楽の顧問が様子を見に来てくれて、一言俺にこう言った。
「はしもと、ドラム好きだろ?」
どうやら先生は、職員室にいて俺のドラムが聴こえて「おっ」と思って来たらしい。
なんにも褒められたことがなかった自分が、初めて認められた。自分の得意を実感した瞬間でした。いまから23年前wマジかよ。
さらに先生は、ドラムは練習するたびに組み立てるんじゃなくて、小部屋にドラムセット常に組んでおいていつでもすぐに練習できるようにしておきなさい。と常設を許可。
メタルドラマーが孤独に練習するのが必要と見ぬいたのか、顧問の先生のおかげで誰にも邪魔されずにドラムの練ができる環境が手に入りました。
次のステージは3年引退後のパート別発表会。そこがドラムデビューでした。
演奏したのは、ちびまる子ちゃんの「踊るポンポコリン」。故・さくらももこ大先生のファンのはしもとんのゴリ押しで決まったような気がします。
ドラムは 16ビート。フィルインをアレンジしたところ、やたら評判がよかったのを覚えています。
その後も練習の合間にGLAYのコピーをしたり、B’zを叩いたり。ポップス曲ではほぼドラムを担当させてもらい、メキメキと上達したまま高校に進学。
高校でも吹奏楽に入ったんですが、中学と違い10人足らずの小さい部活。コンクールにでることもなければ、普段の練習もとくに目的がない。
この高校には軽音楽部もある。そっちも楽しそう。
高校からは部活の枠を飛び出したドラム活動がスタートしました。
つづく。