2008年からMacを使っている橋本です。
当時買ったのはMacBook Pro15インチの整備済み品でした。GPU付きだったので、30万円弱・・・・。あ、壊れているけれど保持していますよ。
はい、WWDCが開催され、たっくさんハードウェアが発表されましたね!発表時間は全部で2時間半。え?マジ。
これまで1時間半とかであっさり終わって「ワンモアシング」も無いんじゃねぇか。なんてガッカリされた年の事を考えるとヤバイ回でしたね。
寝てたんだけどね。
本題です。
(ある意味予想通りに)MacBook12インチと、MacBook Proがアップデートされました。メインのアップデート要素はCPU!コンピューターの頭脳ですね。速けれは処理能力が高いし、遅ければ処理に時間がかかります。
この機会に、新しいMacBookにしようかな?と思っている人も多いと思います。そこで、気になることはひとつ。
「MacBook12とMacBook Pro13、どちらにしようかな?」
ですよね。(15インチを選ぶ人は多分迷っていないと思うので、ここでは除外)
MacBook12インチにしようかな?って思っている人の気持ちは、こうです。(断言)
「わたしの作業、MacBook12インチでも出来るかしら!?大丈夫・・・かな?」です。
こればっかりは使ってみなければ分からないのですが、作業によっては事前に判断できることは多いです。
そこで。
2016年春に発売されたMacBook12インチと、同じく2016年秋に発売されたMacBook Pro13インチ、両方使ったボクが作業別にどちらが良いか(良かったか)を解説します。
実際にどちらも半年以上使ってみた感想なので、参考にしていただけると幸いです。
→MacBookをチェックしてみる
→MacBook Proをチェックしてみる
ボクが実際に使っている用途は「執筆」、「写真補正」、「動画編集」
ボクの使い方を示しておきましょう。
職業:メディア運営者、ブログ塾講師、ライター、ブロガー、カメラマン、動画編集、クラウドファンディングコンサル。
一眼レフを片手に取材に行き、写真を撮り、記事を書きます。
動画撮影のため沖縄や香港に行き、動画を作成することもあります。
また、インターネッツが大好きなので、Webを見たりFacebookを見たり(FacebookもWebですねそうですね)。動画はたまにしか見ません。映画もPCでは見ないかな?
移動しながら仕事をすることが多いので、ノートPCを好みます。
旅の間やスキマ時間はクラウドファンディングの連絡・相談をチャットで行い、ブログ塾の添削をGoogleドキュメントで行います。
私ごとですが、2016年は独立始めの年で、独立直前にMacBook12インチを購入。メインマシンがこのMacBook12インチで、2016年の秋まで上記のような使いかたをしていました。
MacBookとMacBook Pro どっち?使い道と失敗しない選び方を徹底解説
では、「執筆」、「写真」、「動画」。この3つの点から解説していきます。
文章を売っている人はPro、調整メインの人はMacBook
執筆メインの人はマシンパワーを使いサクサク書こう
ライター、ブロガーもそうですが、執筆を仕事にしている人はMacBook Proで決まりです。
理由は、Webで調べものをしたり、リンクを貼ったり、写真アプリなど、アプリを複数立ち上げたり、ブラウザのタブを複数開きながら文章を書くケースが多いからです。
ブラウザは意外とマシンパワーを使います。非力なマシンだとモッサリすることもしばしば。
ブラウザやその他のアプリを開きながらテキストを打つ際、モッサリだと非常にストレスです。なので、文章をたくさん書く人はパワーがあるMacBook Proがよいんです。
(現に文章を書くメインの人でもiMacのフルスペック(もしくはそれに近しいマシン)を使っている人はたくさん居ます。それは文章を書く際のストレスをできるだけ減らしたいからです)
それでも例外があります。執筆メインの方でもインプットは事前に終わらせていて、執筆時は自分の内側からの言葉だけで書く人はMacBookでも問題ありません。小説家とかそうなのかしら。わかんないけど。
連絡・調整でテキストを打つ人、軽くブログを書く人はMacBookでOK
一方、テキスト中心の使い方でも、連絡や報告、相談、調整がメインの方はMacBookでも問題ありません。
1日中PCでテキストを打っているわけではなく、なんならiPhoneだけでも仕事が済んじゃう方。「え?大体の調整はiPhoneだけでやっちゃうよ?」って方ですね。
ボクの周りで思い浮かぶ人は、経営者、事業家が多いような感じですね。ホリエモンこと堀江貴文氏も「大量のメルマガテキストや調整など全部iPhoneで書く」って言ってたような。そんな感じです。
ChatWorkやLINE、メールなどをメインで使う方。文章をガッツリ打ち込まない方ですね。
こんな方はMacBookでも問題ありません。
iPhoneでも十分にできるテキスト入力を伴う作業メイン。こんな仕事スタイルならMacBook12インチをオススメします。
一眼レフで写真を撮る人はPro、扱う写真の量が少ない人はMacBook
△画像調整はマシンパワーを使います
次に写真の話です。
写真を補正したり、大量の写真を処理するならMacBook Proです。
ボクはカメラマンの仕事もします。なので、1回のイベントや取材で1,000枚近くの写真を撮ることも珍しくありません。この枚数を一気処理するのはMacBookではムリです。ハッキリ言います。ムリです。
Macに標準搭載されている「写真アプリ」はとても便利で、直感的に写真の補正処理ができます。明るくしたり、暗くしたり、サイズを加工したり。(ブリリアンス マジ便利マジ)
ボクはRAW画像で写真を撮るのですが、写真の容量が大きすぎて処理が追いつきませんでした。これってかなりストレスになるんですよね………。
処理の命令は終わっているんですが、処理が間に合っていなく、補正された写真がなかなか見られない感じ。レインボーマークが永遠とグルグルしていることもしばしば。
iPhoneで撮った写真を軽く補正する、ブログで撮った写真を5枚〜10枚補正する。くらいの作業ならできなくもないですが、写真の枚数が増えた段階でマシンにかかる負荷が正比例し、恐ろしいほど時間がかかります。
PCを使っていて、待ちの時間ってとてももったいなく感じるんですよね。CPUの処理能力が良くないと5分で終わるハズの作業が20分かかってた!みたいなレベルが日常的に発生します。
とくに写真を多く扱うブロガー、ライターの方は処理速度の遅さは致命傷です。(だからブログの更新頻度が落ちたんだな。そうなんだな)
扱う写真の枚数が多い方はMacBook Pro一択です。時間がかなり節約できます。
動画作成をするならPro。やらないならMacBook
下記2つの動画編集はMacBook12インチで行いました。控えめに言って地獄でした。
やってやれないことはないけれど、とんでもなく時間がかかる。が結論です。上で紹介した写真の処理に似ていますね。
実際に動画編集は「できなくもない」レベルです。かなり遅いですが、編集自体はできます。やれます。やりました。やったった。
しかし、問題は書き出しです。マシンパワーを使うのは、どの分野の処理でも変更ではなく書き出しです。新しいモノを生み出すときにマシンパワーを使います。(産みの苦しみ)
ここまで読んで下さった方は「そりゃ動画はマシンパワー使うから無理やろ」って思いましたよね。その通りなんですが、編集ができちゃうので、「アレ?コレもしかしてMacBook12インチでもイケるんちゃうか?」と錯覚しちゃうんですよね。イリュージョンムービーメイキング。
で、編集し始めたが最後。書き出しの時に激しく公開することになります。「あーーー後に引けないではないか!!!」
上記に貼り付けている動画は3分ほどの長さなのですが、クライアントに確認してもらう為に未完成品を一旦書き出すじゃないですか。すると書き出し開始してから処理が終わる約1時間はほかの作業ができないんですよ。マジです。
マシンパワーを動画書き出しに全軍投下しているので、ほかのことが一切できないのです。
ボクは書き出し開始したあとは、子どもたちと公園に遊びに行きました。まぁ、帰ってきても終わってなかったんですけどね。
動画は鬼門です。やめとけ。
まとめ:調整で使うならMacBookでOK。クリエイター部隊ならMacBook Proだ
以上、1年で2台のMacBookシリーズを買ったボクの主張でした。
ボクは上記の理由と用途からMacBookではスペック的に耐えられなく、2016年モデルのMacBook Pro13インチに買い替えたのでした。
もちろん、家にiMacなどのメインマシンがあり、ノートブックは軽さと外で使う際の圧倒的な持ち運びやすさにバリューに置いている人はMacBook12インチが最高です。
マジです。本当に最高。
MacBook Pro13の古いマシン(2012年とか)使っているけれど、どっちが良いかな〜〜?と、悩んでいる方は、自分の用途を考え、上記の実例を参考にしてみてください。
また、どちらにしようか悩んでいるお友達が居たら、上記の内容を参考に教えてあげてくださいね。