写真という概念をガラッと変えた360°写真。
360°カメラを使うことで撮れる写真で、一般的なカメラのように一部分を切り取るのではなく、空間をまるごと残す。というまったく新しいアプローチができるように。
△RICOH THETA
そんな360°カメラの代表機種が「RICOH THETA」です。このRICOH THETAを楽しみ、身近に感じられる体験型イベント「360°の世界」に一足早く遊びに行って来たので、ご紹介します。
プロが撮るRICOH THETA
会場に入ると、すぐに「シンヤB」さんがRICOH THETAで撮った巨大な作品が。
36インチにプリントしたこの作品は目の前で見ると圧巻。どうやって撮ったのか?ということも考えながら見るとさらにおもしろいです。
ほかにも3人のTHETA フォトグラファーの作品が展示されていたり、コンテストの入賞作品が展示されています。
そこで、360°の世界の第一人者、シンヤBさんにお話を伺いました。
初めて全天球写真を撮ったときのこと
シンヤBさんがはじめて360°映像を撮ったとき、レンズにすべての景色が吸い込まれるイメージを持ったという。
これまでのカメラは(というか普通のカメラは)、見ているところの一部をレンズで捉える。という考え方ですが、THETAは周りの空間をすべてレンズで捉える。
なので、シンヤBさんの作品は、中心に吸い込まれるような印象なんですね。
△シンヤB氏が誕生日に撮った作品
撮影のコツ
シンヤBさんは、Facebookに投稿する際に、iPhoneのアプリを3つ使って360°写真を加工しているとのこと。
- ブラケット撮影をする。
- HDR加工
- THETA+で仕上げ
そこの詳しいやり方はTHETAの本にしっかり書かれているとのことで、参考にしてくださいとのことです。
(記事末尾のリンクよりどうぞ)
フィルムカメラのように、すぐに確認できない撮り方がお気に入り
また、THETAで撮る際、iPhoneに接続してプレビューを見ながら撮るのではなく、THETAだけで撮影→あとで確認。という方法で楽しんでいるとのこと。
撮影チャンスはすぐに去ってしまうのは普通のカメラと同じ。とりあえず撮って、後で確認することで、フィルムカメラのようなワクワク感が感じられる。また、撮影枚数が結果的に増えて、楽しめる。とのこと。
THETAを使わなくなってしまう人は、Wi-Fi接続したうえで撮っていることが多いようです。たしかに手軽さが失われちゃいますもんね。
シンヤBさんは、イベント期間にスポットで会場にいらっしゃるので、ぜひ撮り方など伺ってみてはいかがでしょうか?
優しくユーモアたっぷりに対応してくれますよ。
↓
体験コーナーでは360°写真をみんなで楽しめる
△楽しんでいる様子。偶然通りかかった知り合いにやってもらいました。
ほかにもRICOHの最新技術を使ってVR体験ができます。
360°画像を大画面に映し出し、周囲の人みんなで楽しめるっていいですよ。ぜひ盛り上がってみてください。
1人でVR体験もできます。
グラスの向こうには、世界の街並みや女子高生(!)など、いろいろな映像が広がっていて、まるでその場に居るように錯覚してしまいます。
ボク自身も体験してみて驚きだったんですが、視線を検知しているようで、見る場所を変えると、別の映像が出たり。
ぜひ、会場で体験してくださいね。
Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
会場(の半分)をTHETAm15で撮影。場内は基本撮影禁止ですが、THETAで撮影するのはOKとのことです。
イベント詳細
会期:2016年8月24日(水)~9月5日(月)
時間:10:30~18:30(最終日16:00終了)
定休日:火曜日
入場:無料
会場:リコーイメージングスクエア新宿(ペンタックスフォーラム) ギャラリーI&II
〒163-0690 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB(中地下1階)
イベント詳細はこちら→イベント | RICOH THETA