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→2011 3.11の記憶とドラムのこと①
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→2011 3.11の記憶とドラムのこと②
ドラムが届いた。
2階の使っていない部屋にセッティングしてみたりしたが、即カミさんからクレームが来た。
それは、台所の上だったからだ。
そこで俺は少し考えて1つの答えに辿り着いた。
そう、それは寝室にドラムを置くことだった。
起きて1秒でドラムを叩ける
寝室にドラムセットを組んだのは大成功だった。
起きたら目の前にドラムがある。電源を入れたら直ぐに練習ができる。
ドラムを練習するという行動に移る障壁が無かった。
別部屋だと「よし、ドラム叩くぞ……!」と、多少気合が必要だ。30分くらい時間が取れないと叩いちゃいけないような気すらある。
その点寝室は最高だ。
6畳の部屋にドラムセットを置いているのだが、ドラムの他にベッドもある。
この事を知人に言うとコイツアタマオカシイんじゃないか?という目で見られることもしばしばだが、事実である。ちなみにセミダブルベッドね。
ドラムを叩いて疲れたら、そのままベッドに倒れられる利点もある。ドサッ!
また、俺がドラムを叩いているといつの間にかネコちゃんがベッドで寝てたりする。寝室にドラムがあると、いろいろ便利なのだ。
最初は違和感を感じていたカミさんだが、徐々に何も言わなくなり、いつの間にかにか子供たちの部屋で寝だしたので夫婦間の問題もない。
あれ、おかしいな、涙が……(꒪⌓꒪ )✨
ドラムソロパフォーマンスという形
冗談は置いておいて適当にドラムを叩いて過ごしていた時、多分2011年5月ごろ、ちょっとしたステージの依頼?が来る。
幼稚園の夏祭り(8月末)の出し物企画をカミさんらお母さん方が打ち合わせをしていたところ、俺に白羽の矢が立ったというのだ。
「橋本さんところの旦那さん、ギターとか弾けたよね?ステージでギター弾いたり歌ってもらおうよ!できるでしょ?」
だそうで。
お、おう。ギターか。別にいいけど、ギターと歌か。
セックスマシンガンズでもやろうか。でも、盛り上がらないだろうな。層が違うし1人で盛り上がるのも違うし。(꒪⌓꒪ )
ふむ。
しばらく考えた結果、あることを思いつく。
そうだ、ドラムがあるじゃないか。しかもプロ仕様のステージ映えするドラムが!!!
覚悟を決めた日
ではドラムを使って何をやろうか?
あと3ヶ月しか無いし土日休みではないし→親父バンドは無し。
ならば1人でやるしかないのか。
ここで、ある答えが出る。
自分では「憧れ」にしか過ぎず、ドラムの技術的にはほど遠い。普通なら諦める。
でもコレしかない。考えないようにしていたが、コレをやる事にした。
classic drumming。
イタリアのプロドラマー、VADRUMがやっている、クラシックに合わせてテクニカルなドラムを叩くやつだ。
よし、やれる。
まじかよ。
この日から、動画を見てドラムテクニックを盗む日々が始まった。
つづく。
VADRUMのドラムは観る人を笑顔にしてくれるので、ぜひ観て下さい。
→Andrea Vadrucci (Vadrum) – YouTube
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