この記事では、MacBook AirとMacBook Proのハードウェア面の地味な違いです。前回はディスプレイの違いをお伝えしたのですが、今回はそのほかのハードウェアの違いを紹介しますよ!
- 端子の数と種類
- スピーカーの個数と音質
- マイクの質
- キーボードの質
レッツゴー!
MacBook AirとMacBook Pro ハードウェアの違いは?スピーカー、マイク、キーボードも違う
端子の数と種類
MacBook Air
・Thunderbolt / USB 4ポート x 2
MacBook Pro
- Thunderbolt 4(USB-C)ポート x 3(M4 Pro以上のチップの場合Thunderbolt 5ポート x 3)
- HDMIポート
- SDXCカードスロット
MacBook Proのほうが、拡張性が高いです。写真や動画を撮ったあとにすぐに取り込めるSDカードやHDMIポートがついているのがありがたい。あと地味に右側にもポートがあるのが便利っす。っす。
スピーカー
MacBook Air
13インチ→4スピーカーサウンドシステムを搭載。2つのウーファーと2つのツイーター
15インチ→6スピーカーサウンドシステムを搭載。2組のフォースキャンセリングウーファーと2つのツイーターで、低音の深さが2倍
MacBook Pro
- フォースキャンセリングウーファーを備えた、原音に忠実な6スピーカーサウンドシステムワイドなステレオサウンド
- 内蔵スピーカーでのドルビーアトモスの音楽またはビデオ再生時は空間オーディオに対応
音にこだわるAppleが作るMacBookシリーズは大昔からノートパソコンの内蔵スピーカーとしては必要十分すぎる高品質なものを搭載しているのですが、MacBook Proシリーズはさらに高性能なものを積んでいます。
また、MacBook AirはM3シリーズから明確に13インチと15インチでスピーカーの質に差を付けていて、15インチのほうが低音が効く仕様に。
また、明確に記載は無いですがMacBook Proも14インチよりも16インチのほうが音が良いです。筐体のサイズが大きい分音が良くなる法則に則っているので、スペック的には違いはないんですが16インチいいよな。
Proモデルは物理ファンが搭載されている
平たく言うと、コンピューターの頭脳を冷やす扇風機ですね。M2あたりからかなり省エネが加速しているのでファンが回ったとしても通常作業ではほぼ聞こえません。
ファンがあることにより、コンピューター内部に熱がこもりにくくなるので長時間の作業でもパフォーマンスが落ちにくくなります。
マイク
MacBook Air
指向性ビームフォーミングを持つ3マイクアレイ。「声を分離」と「ワイドスペクトル」のマイクモード。よりクリアなオーディオ通話とビデオ通話の音声(M3)
MacBook Pro
高い信号対雑音比と指向性ビームフォーミングを持つ、スタジオ品質の3マイクアレイ
絶妙にわかりにくいですが、MacBook Proの方が高い信号対雑音比を持っているようです。より音声をクリアに届けられるってことかな。
カメラ
MacBook Air
・1080p FaceTime HDカメラ
MacBook Pro
- デスクビューに対応した12MPセンターフレームカメラ
- 1080p HDビデオ撮影
ついにM1 Proからカメラ品質が上がりましたが、オンライン会議が超主流になったからかProモデルは12MBカメラに進化しました。やっほい!
もう完全に外付けカメラ要らなくね?って感じで、M4 MacBook Proでのアップグレード項目でサプライズのひとつでした。
MacBook AirでもフルHDなので全然きれいなのですが、更に良くなっています。カメラなど周辺機器を揃えなくて良いのは結構ラクですよね。
今はiPhoneを外部カメラとして使っていますが、その手間が無くなるのもいいな。と。
キーボード(?)
MacBook Air、MacBook Pro共通
バックライトMagic Keyboard:
12個のファンクションキー(フルハイト)、4つの矢印キー(逆T字型配列)を含むJIS配列準拠キーボード(カスタマイズ構成オプションで米国仕様のUSキーボードを選択可能)
書いてあることはまったく同じなのですが、比較したところ「MacBook Proの方がキーボードが良い気がする!!」と多くの人が異口同音に言います。
ボディの厚さなのか搭載しているキーボードがステルスで良いものになっているのかは不明ですが、そこもプロモデルなのでしょうか?
ちなみに、はしもとんは今のところ外付けキーボードを使っていなく、Air使ったりPro使ったりと渡り歩いて来ましたが、世代やキーボードの仕組みが違っているので同世代で比較したことない。。。
こんど比較してみようと思います。2016年のバタフライキーボードはマジでクソ過ぎて不具合多すぎやばしだったところ今のスタイルに戻り全然不具合ないです。最高。
ちなみにはしもとんは2015年から基本的にUSキーボードを使っています。ライターのくせに正確性とフォームはめちゃくちゃです。
色々揃えなくても使えるのがMacなのです
MacBook Airがあれば一通りのことはなんでもできますが、MacBook Proはさらに「コレだけあればいいでしょ?」的な本体です。
周辺機器で準備したがるものといえば
- トラックパッド(快適過ぎてマウス要らなくなりますマジで)
- オンライン会議用の高品質なカメラ
- スタジオ品質のマイク
- 迫力のあるスピーカー
- SDXCカードスロット
- HDMI端子
とりあえず何も要らないけれど、さらにこだわりがある人は増やせば良い。みたいな感じですね。
ここで価格差を。
M3 MacBook Air 13インチは164,800円(税込)→16GBメモリ、256GB SSDストレージ
M4 MacBook Pro 14インチは248,800円(税込)→16GBメモリ、512GB SSDストレージ
価格差は84,000円。ちょっと良いiPadが買えますね。
ストレージを512GBに合わせると、
M3 MacBook Air 13インチは194,800円(税込)→16GBメモリ、512GB SSDストレージ
M4 MacBook Pro 14インチとの価格差は54,000円まで縮まりました。差額でiPad無印やApple Watchが買えます。
54,000円追加で、310g増えます。
さらに以下のアップグレードがあります
- 液晶13インチ→14インチ、明るく、高品質なディスプレイ。120Hz対応。
- フルHD→12MBカメラ
- より雑音の無いマイク
- より迫力のあるスピーカー
- SDXCカードスロット
- HDMI端子
- USB端子が1つ右側に
- 最大18時間→24時間
- Proは物理ファンが付いている(長時間の作業でもパフィーマンスが落ちにくい)
ここに価格差を見出だせるならMacBook Proでも良いと思います。さらに、処理能力も……。
まだM4のMacBook Airがでていないのでスペックのところはフェアではないのであまり言えないですが、こんな感じです。M4のMacBook Airはいつでるかわからないですが出たらまた比較します。
例年の販売サイクルでいうと3月っぽいけれど平気で1年半とか開かせることがあるので(そうなったら2025年の10月とかやん。1年後やん)待つのは得策ではないです。
参考:Apple
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