ステイホーム、STAYMETAL。メタルドラマーのはしもとんです。家に居る時間が超多くなったので、マジでドラム叩きたいですね。スタジオも行きにくいですし、バンドさんたちは活動自粛を強いられています…。
ほかの楽器たちは家でガシガシ練習して次のタイミングのために虎視眈々と準備をしていると思いますが、ドラマーって家でできることが限られているんですよね(旧来から)。
家にドラムセットを置ける豪邸なら良いですが、なかなかそうもいかないでしょう。電子ドラムを置くにしろそこそこ費用がかさむので、ぽんとは置けない…(置きたい)
そんな!ステイホームで!悩めるドラマー諸君のために今日は素晴らしいガジェット紹介するよ。
前置きが長いぞ
【ドラマー必見】スティックにつけるだけでエアドラムができる未来の最新ガジェット「Freedrum」 米国で6,700万円集めた実力派だぞ【遅延無しデモ動画あり】
その名も「Freedrum」です。スティックにつける形のセンサーで、コンプリートプランには足につけるセンサーも付属し、バスドラムやハイハットのニュアンスも表現できるスグレモノです!やばい!これはやばい!
これ、ドラムのおもちゃでよく見るやつじゃん。使い物にならないんだろ?どうせ。解散!!
って思うじゃないですか。僕もそう思ってたので、最初このニュースを見たときに、4日間くらいスルーしてました。でも、どうやらそんなことなさそうなんですよ。以下の動画を見てみてくださいまし。
遅延……限りなくゼロに近くない……??????
というわけで、ドラム・パーカッションを始めて24年のはしもとんが、ドラマー的な観点からこのガジェットの面白さ、ページからわかる期待感をご紹介しますよ!
遅延が結構なさそう
結構すごい。見てみて。
絶妙なバスドラムニュアンスとか、装飾音符(フラム)などの演奏も表現できてますね。まじかよ。
メタルドラマー的には、両足にバスドラムをセットできるのかなとか、左足をずらすとバスドラとハイハット切り替えられるのかな?とか超気になりますね。
アプリにつなげるだけ!で演奏ができる
これかなり革命的で、基本的にインターネットにつながっていなくても使えるようです。
Freedrumには動きを検出して解釈するジャイロスコープを備えたPCBが搭載されており、情報はMIDIに変換されます。
MIDI信号はBluetoothを介してDAW(アプリやGaragebandなど)へと送信され、ヘッドフォンまたはオンボードスピーカーを介して実際のサウンドとして再生される仕組みです。
https://kibidango.com/1254
天才。
また、Appleの純正作曲アプリである「GarageBand」にも対応。普段お使いのアプリに接続しながら練習したり録音したり…がFreedrumで置き換えられるって熱い。
小型・軽量、でも14時間練習できる
暇さえあれば毎日何時間でも練習するドMのメタルドラマーの皆さんに朗報です。
Freedrumは一度充電したら最大14時間の連続練習が可能です。友達と遊ぶ暇があれば家にこもってひたすら自信を超越する為に研鑽を積み、基礎練習を繰り返すメタルドラマーにとって、バッテリーの持ちは最大の朗報。しかも、バッテリーが切れても1時間の高速フル充電が可能です。
え?充電の1時間の間、なにしてればいいって?メトロノームを適当に操作してBPM当てクイズでもしてればいいじゃないですか。
スティックのみのスターターと、バスドラム付きのコンプリートキットがあります!
2つのキットの解説
こちらがスターターキット。
- Freedrumセンサー×2
- ドラムスティック×1セット
- ドラムスティック用ストラップ×2
- 充電ケーブル
で、こちらがコンプリートキット
- Freedrumセンサー×4
- ドラムスティック×1セット
- ドラムスティック用ストラップ×2
- 足用ストラップ×2
- 充電ケーブル
スターター、コンプリート、どっちがいい?
メタルドラマー的にはコンプリート一択なのですが、それだと参考にならないので選び方を。
スターターに向いている方はこんな感じ
- まずは試してみたい
- 価格を抑えたい
- 住居的に足でドンドンできない
- ハイハットを開くときは「チー」って自分で言える
- ツーバスを「ドコドコドコ」って180BPMくらいなら口で言える
コンプリートに向いている人はこんな感じ
- Macを買うときはストレージ以外MAXだ
- バスドラムの感覚は必要
- このプロジェクトに超期待している
- 四肢を使ってこそドラムセット
【夢叶う】いつものエアドラムにイメージ通りのサウンドがついた!
3年前くらいで、ところどころ間違っているし、すっごく恥ずかしいんですが……。
これに音が付けば、ワンチャン広告化できるかもしれないんじゃ!!!って考えるとエアドラムってすごい可能性秘めているじゃないですか。違いますか?そうですか。
ってことで、ドラマーの夢を叶えるだけではなく、身近に楽器に触れる、芸術に触れるための楽器Freedrumのご紹介でした。
Freedrumは、現在きびだんごさんにてクラウドファンディングを実施しており、執筆時点で約300万円の支援を獲得し製品化が決定しております。
まだまだ44日も期間があるのでどんどん伸びそうな予感……!