千葉県の白井市が、3つのクラウドファンディングプロジェクトをスタートさせました。
どれもふるさと納税型のクラウドファンディングで、支援すると税額控除が受けられるもの。
行政が自ら行うクラウドファンディングの形、このシステムを使えば地方の新たなPRにも繋がりそうです。
今回、3つのプロジェクトのうち2つのお手伝いをさせていただいたのでご紹介です〜!
ふるさと納税型クラウドファンディングとは
クラウドファンディングで購入することにより、税額控除が受けられるプロジェクト。
寄附額のうち2,000円を超える部分の額が税額から控除されます。控除額は個人の収入等によって上限金額が決まっており、下記リンク先で目安金額が計算できます。正確な金額については、お住いの市区町村へお問い合わせください。
→ふるさと納税とは | 思いがとどく、ふるさと納税 エフバイジー (F×G) – ガバメントクラウドファンディングサイト
※税額控除を利用するには、ワンストップ特例申請書の提出か、確定申告をすることが必要です。
※寄附を行うと、寄附金受領書、ワンストップ特例申請書が届くので、所定の手続きをしてください。
【クラファンで税額控除】千葉県白井市がふるさと納税型クラウドファンディング3件挑戦中!
なし坊とかおりに雨具をプレゼントしたい!
地域をPRするキャラクター。実は、雨の日は活動できない弱点があります。しかし、いつ降るかわからない雨のために、雨具の予算は降りない。
でも、雨のせいでPRの機会はどんどん減っている!なんてことだ!
そんなキャラクターのために雨具を用意するプロジェクトです。
神々の市民の森を活用したい!
続いて神々市民の森のプロジェクトです。年間5万人の集客がある白井市民プールのすぐそばにあるにも関わらず、認知度が低い。その神々の森を活用すべく立ち上がりました。
僕も神々の森を訪れたのですが、森の中なのにとても広々としていて、イベントを開催したり日々憩いの場として使うにはちょうどよい空間でした。
目標金額は44万8千円と448(ししば)にかけた金額。集まった金額により、簡易トイレがついたり、送り迎えのバスを出したりと、やれることが無限大のプロジェクトです。
ここでキャンプできたら気持ちよいんだろうなぁ。神々の未来に投資してみませんか〜?
天体撮影システムを導入したい!
24周年を迎える白井市文化センタープラネタリウムに、天体撮影システムつき望遠鏡を購入するためのプロジェクトです。
リターンは、天文写真付きのカードやクリアファイル、毎月の官房会で見たい天体のリクエストに応える権利、プライベート特別展望会の開催権など幅広いです。
詳細はこちら→星空の感動を残すため、天体撮影システム付望遠鏡を購入したい。(白井市文化センター・プラネタリウム 2018/08/01 公開) – クラウドファンディング Readyfor (レディーフォー)
ふるさと納税型も選択肢のひとつ
白井市は、一気に3つのクラウドファンディングを立ち上げました。
同時に立ち上げたのは理由があり、行政として率先してクラウドファンディングを実施していくことで、地域の産業にも活用を促したいとのことでした。
行政が地域産業のクラウドファンディングのアドバイザーとしての役割を。そのためにはまずは自分たちから。
そんな力強い言葉が聞けました。
支援すれば税額控除が受けられるクラウドファンディング。これからもっと注目されそうです。
※今回、「なし坊とかおりの雨具プロジェクト」と「神々の森のプロジェクト」を取材させていただき、テキスト、写真(一部)を担当させていただきました。
行政のクラウドファンディング活用案件などご相談があればぜひお気軽にどうぞ!もちろん法人案件も受け付けています。